プログラミング始めたい方は絶対Pythonがおすすめです

2021/06/01

こんにちは。普段はJust PythonにてPythonを使ったWeb開発のドキュメント整備や学習サービスを運営しています。

今回は、プログラミングを始めたいと思っている方向けに、どのプログラミング言語を選べば良いのかということを書いていきたいと思います。

人気の言語

現在、日本で人気のプログラミング言語は、Ruby, PHP, Python, JS あたりだと思います。NetflixやTwitterなどのWebサービスを作りたい場合、これらの言語を選んでおけば間違い無いでしょう。

Ruby

RubyはWeb開発に人気のRuby on RailsというWebフレームワークが使える言語です。

PHP

PHPはWordpressに使われているということもあり、HPの制作などに便利な言語です。

JS(Javascript)

JS (Javascript)は、フロントエンドもバックエンドも同じ言語でかけるという利点もあり、現在世界中でおそらく一番人気のプログラミング言語です。このJSは、Rubyなど他の言語を選んでも、習得する必要のあるプログラミング言語です。

Python

Pythonはデータ分析やAIの開発などで近年主流となっている言語です。Web開発で使われるケースも多いです。例えば、NetflixはPythonを使って、膨大な動画の処理を捌いています。

そのほかにも、プログラミング言語はたくさんありますが、これからプログラミング言語を始められる方は、以上のどれかの言語を選択することになると思います。

HTML/CSS

上記のプログラミング言語以外にも、実際は フロントエンドのWebページの表示を担当するHTMLとCSSのスキルを習得する必要があります。世の中には、フロントエンドを全く担当せず、バックエンド側で前述したプログラミング言語のみを扱うエンジニアもいますが、基本的には、フロントエンドのHTMLとCSS + 基本的なJS、バックエンドのどれか一つのプログラミング言語を習得する必要があります。

本気で勉強すれば、基本的なHTMLとCSSの習得には1ヶ月もかからないでしょう。Amazonなどで人気の初心者向けの学習本をなぞっていけば、それなりに書けるようになります。

また、すぐにHPなどを作っていけるようになるので、HTMLとCSSの学習は楽しいです。

でもエンジニアになるためには、その次にプログラミング言語を習得する必要があります。

悩んでいるならPythonを選択しよう

明確な理由がなくて、どのプログラミング言語から始めようか迷っているなら間違いなくPythonをお勧めします。

最近、世界的な調査で人気のプログラミング言語で1位になり、話題になったPythonですが、なぜお勧めなのでしょうか?

Pythonが初学者におすすめの理由

  • 機械チックな表現が少なく、英語っぽいコードが多い
  • 海外では高校などでも教えられているほど初学者にもわかりやすい
  • macbookには標準でインストールされているのですぐに使うことができる
  • データ分析やAIの開発では、Pythonが使われることが多い(最近のものはほぼPython)
  • Web開発の分野ではDjangoが人気でわかりやすい
  • Python一つで色々な分野でスキルを活かせる(IoTやAI、Web開発、データ分析と1つの言語でたくさんのことができるので、後々興味が移っても大丈夫!)
  • 英語でGoogle検索することに抵抗がなければ、わからない情報はほとんど検索して見つけることができる

考えればキリがないくらいおすすめな理由があるのですが、私個人的には、初めの2つが大きいです。普段PCでワードやPagesぐらいしか触ってない場合、?$%{} などの記号がたくさん出てくると頭が痛くなりそうですよね笑

Pythonはそういった書き方が少なく、英語の意味を理解していけばなんとなくどういうコードなのか理解できます。しかもWebサービスを作れる上に、AIの開発もできるし、普段エクセルなどでゴニョゴニョやってることも全部Pythonを使えば自動化できます。1つの言語でたくさんのことができるので、Pythonだけでも習得してしまえば、エンジニアとしてたくさんの技術に触れることができます。

Pythonは人気急上昇中

近年、Pythonで作られたWebサービスの数が日本でもどんどん増えています。元々海外では人気でしたが、日本でもPythonが人気になっています。転職を考えていられる方も、今後Pythonの需要が高まってくるにつれて、仕事先の選択肢が増えてくるでしょう。

余談になりますが、プログラミング言語は1つ習得すれば、2つ目の言語の習得はそれほど難しくないと言われています。要は書き方だけ覚えてしまえば別の言語も扱えるようになるのです。

学習の進め方

プログラミングをこれから始めたいと思っている方は、まずHTMLとCSSを2週間から1ヶ月くらい集中的にやってみてください。簡単は1ページのHPを作ることを目標に進めていくと良いでしょう。おそらくそれでPCを使った作業にも慣れてくると思います。

そしたら次に3ヶ月から6ヶ月間を目安にPythonの学習に取り掛かっていくと良いと思います。

Pythonプログラミングの学習自体は1 ~ 2週間くらいで終了して、その次にPythonを使ってWebサービスの開発に入っていくことをお勧めします。プログラミング言語も外国語と同じでアウトプットできなければ身につきません。そして、プログラミング言語のアウトプットとして最も良いのは、何か形になるものを作ることです。初めは特に難しいですが、何か自分で考えた簡単なWebサービスをPythonを使って作ってみると良いでしょう。

まずは形のあるものを作ろう

Webサービスを作るには、フレームワークと呼ばれるものを使うのがお勧めです。フレームワークとは、Webサービスを作るのに便利なパッケージのようなもので、世の中のWebサービスの大半はこのフレームワークを使って作られています。プログラミング言語ごとに色々なフレームワークがあります。

Pythonのフレームワークには、DjangoFlaskといったものがあります。

Flaskを使えば簡単にWebサービスを作ることができますが、まずはDjangoから始めてみることをお勧めします。Djangoから始めることで、初めは難しいですがWebサービスがどのように動いているのか理解しながらWebサービスを作ることができます。

まずは簡単なものでもいいので、色々調べながら何かを作ってみると良いかもしれません!

Pythonの情報・学習ならJust Pythonがおすすめ

Pythonの技術情報や学習、フレームワークの学習ならPythonの開発・学習プラットフォームであるJust Pythonがおすすめです。

Pythonに特化した学習記事やユースケースなどを公開しており、フレームワークを使ったWeb開発を学ぶこともできます。

ぜひのぞいてみてください!

Just Python - Pythonに特化した開発・学習プラットフォーム